心の病気・精神障害を患った仲間を受け入れるために大切なこと

カテゴリー │ココロのこと

オーラソーマを日常生活で活用していただくことで、ココロが安らぎ、
皆さんが自分らしく輝いて生きていってくださったら嬉しいな♡
という思いで活動しております。


こんにちは。

静岡県磐田市、お子様連れOK♪のサロン
ハートリラクゼーション♡Anaheartiveアナハーティブ
オーラソーマプラクティショナーの松浦です。



私は現在、医療カウンセラーを目指して養成講座を定期的に受講しています。

先週も講座で様々な疾患を学んできました。


医療カウンセラーとは、
『カウンセリングを受けることによって、症状の改善や安定が見込める疾患や心の状態を持っている方』に対してのカウンセリングを専門とするカウンセラーのことです。

昨今ポピュラーになっている(なってしまっている)うつ病や、パニック障害(不安神経症)などの神経症、発達障害などといった
ストレス由来のものから脳神経系由来のものまで
対象となる症状・心の状態はさまざまです。


この講座も先週受講した分から後半に入りました。

講座が回を増す毎に、各疾患の知識やカウンセリングの技法・ポイントが自分の中に蓄えられていくのと同時に、
私の中で一つ、何かが気になり始めていました。


もやもやとしていて、それが何なのかずっとハッキリしなかったのですが、
やっと整理されつつあり、その思いをこうして文章で表せるようになりました。
今日からボチボチ書いていきたいと思います。





この世に生まれ、最期を迎えるまでの間に何をするか、どう生きるか…

生きられる期間がどれだけであろうと、人は成長を望む生き物です。


明るく幸せな毎日、順風満帆を願いますが、
生きている間には病気や思いがけない事故、良くも悪くも周りの人達からの影響を受け、
なかなか思い描いた通りには生きられないのが現実です。

そこで人は悩み、迷いながら
投げやりになってみたり、それでもと思い直して頑張ってみたり…

その甲斐あって成功体験を得られた時には心の底から幸せを感じ、自信もつき、希望に溢れ、前進することに勢いが増します。

この世に自分が存在する意味を見い出したのです



カウンセラーは、悩んだり迷ったりして苦しんでいる方に寄り添い、
その方が社会生活を営んでいけるようサポートしていきます。

例えば『てんかん』を発症して少しの間休学(休職)をしている場合、
「自分がてんかんという病気になってしまった」というショックを癒やしながらも、その事実を受け入れ、
治療を頑張って努力を重ね、

「これならやっていけそうだ」と自信がつき、
「もう大丈夫だよ。」と医療従事者からも言われ、
学校や職場に復帰する。

その時、周りの人達はどうでしょうか?
どんな気持ちでその方を受け入れるでしょうか?


『てんかん』…突然、けいれんを起こして口から泡をふいて倒れる
そんなイメージが先行した目で見てしまいませんか?

もちろん、『てんかん』を知らない人の近くで、誰かが急にけいれんを起こして口から泡をふいて倒れたら、
非日常的なことへの驚きや、恐怖心に似たものを感じることもあるかもしれません。


『てんかん』は脳の病気で、症状のタイプはいくつかあり、倒れたりしない症状も多いです。

『てんかん』を患うと、例えば車の運転など、一時的に日常生活に制限が付くことがあり、
周りの人達に助けてもらったりすることはあります。

でも、コントロールが上手く出来るようになれば、周りの人達と共にほぼ差し支えなく生活できるのです。


たとえ事実がそうであっても、その方に対する周りの人達の理解が無ければ・・

その方が重ねた努力は報われず、自信や前向きな気持ちも萎えてしまうでしょう。


カウンセラーは、その方が不安を減らしていけるように、笑顔で暮らせるようにとサポートしていきますが、
その方を取り巻く環境がその逆であれば、その方の意欲さえも奪ってしまうかもしれません。



一方、これがインフルエンザだったらどうでしょうか?

インフルエンザは感染症であり、病気の種類としては異なりますが、
インフルエンザにかかり、休学(休職)していた仲間が復帰した時、
あなたならどんな気持ちで仲間を受け入れますか?

「高熱が出たりしてたいへんだったのかな?」
「君が居なくて忙しかったけど、あんまり無理するな。ハードスケジュールじゃぁ、また身体壊しちゃうぞ。」
などといった感じでしょうか?


例に挙げたインフルエンザも、てんかんも、「復帰して良いですよ」と医師からOKが出ています。


それではどこが違うのか・・


それは、その病気についての知識や理解があるか無いかではないでしょうか。



私は、医療カウンセラー養成講座を受講してきて、
相手を受け入れるのには、まずは相手を知ることが大切なのだ
ということを強く感じました。

もしも仲間が、先述のように病気を患ったのならば、
周りの人達がその病気の正しい知識を身につけること

さらには、本人や関係者ともたくさんコミュニケーションを取り、
どのようなことにサポートが必要なのかを知り、手を差し伸べること



それが、仲間を理解し、受け入れるために大切なことだと思うのです。
そこには温かな思いやりの心も生まれるでしょう。



共存共栄』は現代においてとても重要なテーマです。

これだけの情報化社会の今、
仲間が患った病気の正しい知識を手に入れることは決して難しいことではないと思います。


周りの人達が、社会が、
そういった意識を高めていくこと、そして実行に移すことを当たり前にできる世の中になること
を強く願います。



心の病気・精神障害を患った仲間を受け入れるために大切なこと



長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございましたm(__)m






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